病院での一日

ここで病院の一日を紹介しょう。午前6時に電気が灯る。食事は7時半、12時、18時の3回。私の場合は潰瘍三分粥と名づけられ、汁物、消化の良い野菜類の煮たものが中心である。朝は牛乳200cc、ゼリーなどもつく。現在の胃の受けつける量は全量は無理で、半分の摂取を目標に臨んでいる。食後、指定の薬をそれぞれ服用し、その日の治療は終了する。主治医の回診の時に情報交換し、調子の悪い点を伝え、医師からも現在の判断が伝えられる。

残りの時間は夜21時半の消灯まで自由である。したがって、暇な時間が大変多い。ベッドの周りには他にパイプ椅子が1脚あるだけで、どちらかというとベッド上で過ごす時間がほとんどになる。やれることにも限界があり、横になるとうつらうつらしてしまうことも多く、睡眠時間が十分で、夜中にすっきりと睡眠できないことになる。このため、毎日睡眠導入薬を1錠いただいている。

現在の同室者は私より5歳年長の方で、本日ポリープの切除を受けられるようだ。この方、個室向きの方で同室者のいることを忘れられがちである。行動の前後に言葉を発し、独り言も多く、付き添いの方が来室されると会話が途切れず、次第に声が自宅での会話になってくる。あと2,3日辛抱が必要そうだ。

シャワーは予約制でとれるシステムになっている。

見舞客があるときはナースステーションの前に談話室がありそこでお会いするようになっている。現在は体力的に30分以内にお願いしている。